同じ施設で育った人たちに振り袖を着せてあげたくて「成人式の前撮プレゼント」の活動　山本昌子さん

■山本昌子さん

 

山本さんは同じ施設で育った人たちに振り袖を着せてあげたくて　成人式の前撮りをプレゼントしています！東京を拠点として活動中！！（大阪・愛知　福岡　岡山　日本全国撮影を行っている）

★児童養護施設で生活する子どもたちの七五三の撮影

★児童養護施設出身者を対象に成人式の前撮り撮影

★児童養護施設出身者を対象に結婚式の前撮り撮影

不要になった着物　帯　ドレス　髪飾　袴などなど日本全国から昌子さんのもとへ送られてきている（振袖100枚　以上）

撮影の依頼が昌子さんのホームページにどんどんきている・・・予約でいっぱい　　児童養護施設職員からの紹介も多い

 

■親子が再会する特別な日になるケースもある！！

依頼を受けたら、実際に本人に会って打ち合わせを行う。本人の希望を聞いたり当日の撮影の段取りを決めることで、特別な日に向けての準備を行う。親子や家族撮影となる特別な日になるケースもある！

この活動のきっかけは・・・

昌子さん自身が生後4ヶ月から18歳まで児童養護施設で育っている。退所後に突然一人きりで暮らしを立て直さなければならなかったことでの忙しさと寂しさで、徐々に心をふさぎ込むようになる。昌子さんは、振袖を着てもいなければ、成人式に参加もしていませんでした。当時の昌子さんは一人暮らしをはじめたばかりのころ、アルバイトで学費と生活費も稼ぎながら学業を両立させることにいっぱいいっぱいだった。２１歳の時、さまざまなことが重なり精神的に落ち込む中、学校で「アチャさん」と慕う先輩が振り袖撮影に必要な費用を出してくれた。「自分の振り袖姿を見て、胸が高鳴り、ここまで生きられたのは多くの人のおかげだと実感した。今度はこの感動を、ほかの女の子たちにも味わってほしい」昌子さんは話す。

昌子さんの活動はアジャプロジェクトと呼ばれる　これまで100人以上の撮影をおこなっている

※ACHAプロジェクトという児童養護施設(2歳〜18歳までの様々な理由から親の養育の受けられない子ども達が生活している施設)の出身の方へ振袖や袴にて「あなたは大事な存在」「生まれてきてくれてありがとう」という思いを伝えたいボランティア団体です。

 

 

山本さん【NEWSな2人に出演します】・・・１月３１日深夜0:50に放送されます。

「山本さんのお話」

ACHAプロジェクトはおまけ的な位置での放送ですが、とても素敵な児童養護施設出身のお2人が取材を受けてくださったので、ぜひ観て欲しいです。最近は「虐待」や「児童養護施設「児童相談所」「一時保護所」に関連するニュースはマイナスな側面のものが多いと感じています。それは、事実問題は山積みなため仕方のないことかもしれません。しかし、児童養護施設の素晴らしさもぜひ知って欲しいです。物事には必ずいい側面と悪い側面があります。その中で私はいい側面を前面に伝えて行きたいと考えています。それは私は本当に素晴らしい環境の中で素敵な人達との出逢いに感謝しており実感として知っていることだからです。いまの児童養護職員と出身者の繋がり在り方そして「アフターケア」という課題に密着してくださっています。熱い思い人生かけて子ども達と向き合っている児童養護施設の現場を知ってください。感じてください。深夜の放送にはなりますがぜひぜひよろしくお願い致します。