町田志樹(まちだ しき) プロフィール /理学療法士・医学博士SBC東京医療大学 医学教育センター 講師日本美容理学・作業療法士学会(JBP) 副代表理事 X:https://x.com/shiki_machidaInstagram:https://www.instagram.com/shikimachida/
活動概要
医療系の専門教育に長年携わる、「日本一わかりやすい解剖学教育のスペシャリスト」。解剖学は、「人の体の構造」を学ぶ学問。人の姿勢や動きを見るだけで、筋肉や骨の状態がわかるほどの解剖学的知見を有し、これまでに国内外で1万人(250講演)以上の専門職に技術指導を実施。医師、看護師、理学療法士、トレーナー、ピラティス・ヨガ講師など、多くのプロから信頼を集めている。
「美容」も「格闘技」も解剖学的視点で読み解く
解剖学に基づく“構造からの美容アプローチ”を提唱
町田さんは、解剖学に基づいて「全身の筋肉を正しく鍛えること」が、美と健康に直結することを提唱している“解剖学×美容”の第一人者。昨今、SNSを中心に広がる誤った美容情報に疑問を感じ、医学に基づく「正しいアンチエイジング」を広める活動に注力。日本美容理学・作業療法士学会の副代表理事として、講演会やSNSを通じて積極的に発信を行っている。
“解剖学”と“美容”の深い関係
体の構造を理解することは、病気やけがの理解・治療のために欠かせません。また、一般にはほとんど知られていませんが、“解剖学”と“美容”には深い関係があるのです。
「フェイスラインや首のたるみには広頸筋が関わっている」
「おでこのシワの改善には、動眼神経が重要!」
「頭蓋骨にも起こる骨粗鬆症。その予防のポイントは?」
「涙袋の正体とは?目袋との違いを知ろう」 など
解剖学の視点から、美しさと健康を守る“正しい情報”を、誰にでもわかりやすくお届けします。
解剖学的な視点から、格闘家の強さの秘密を分析
町田さんは筋金入りの格闘技好き。解剖学的な視点から、選手の体を分析することを得意としている。
例えば、高いKO率を誇るプロボクサー・井上尚弥選手の場合
・体重制限のあるボクシングでは重要となる「筋肉の取捨選択」において、腹直筋と連動する大胸筋の腹部がよく発達している点が特徴的。
・そして、特に目立つのはボクサー筋とも呼ばれる前鋸筋。これが腹筋群の外側にある外腹斜筋と噛み合い、肩甲骨を前に出しつつ体幹を回すことで、上半身と下半身が一体となった「体重の乗ったパンチ」を生み出している。
・また、普通は上腕の方が太くなる腕で、上腕と前腕の太さがほぼ同じという稀有なバランスを持つ。この質量のある前腕が、非常に重い衝撃を生むと考えられる。(※2023年6月30日発売の「Nunber」にて詳しく解説)なぜあの選手が強いのか──解剖学の視点で、その秘密を分かりやすく紐解くことができます。
町田志樹(まちだ しき)略歴
2010年より順天堂大学大学院 医学研究科 解剖学・生体構造科学講座にて解剖学を学び、2015年に博士課程修了。医学博士を取得。解剖学に関する書籍を13冊出版し、「2024年 医学書大賞 6位」、Amazon・楽天ランキング1位を獲得。SNSの総フォロワーは3万人超。
【代表的な著書】
・『PT・OTビジュアルテキスト 専門基礎 解剖学』(羊土社)
・『今日から触れる筋肉の教科書』(ヒューマンプレス)
・『動画×書籍で学ぶ解剖学・生理学7日間で総復習できる本』(羊土社)
・『Stay’s Anatomy運動器編〜99%が理解できた解剖学オンライン講義』(羊土社)など
【雑誌】
「Nunber」2023年6月30日発売 第43巻第12号
【TV】
・TBS「サンデーモーニング」:井上尚弥選手のパンチ力の強さを解剖学の視点から解説
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