おとなしく、生真面目な性格で、人前ではめったに笑顔を見せたことがなかったと言われているアインシュタイン。
そのアインシュタインが笑顔で写っている写真を持っている大海さん。写真のアインシュタインの右に立っている背広の男性は、大海さんの夫の故・大海宏さんだ!
通学路で見かけたアインシュタインと一緒に撮ってもらったのが下の一枚。
2年前、ご主人を突然死で亡くし、元気をなくしていた篤子さん。ご主人の歴史をまとめようと、ご主人の日記を読みかえす日々を過ごしていた。そんなときに発見したがご主人と一緒に写ったアインシュタインの写真。ご主人との初デートの時に見せてもらった思い出の写真だった・・ご主人は自信満々にアインシュタインの写真を見せてきて、篤子さんは「この人はすごい人なんだ」と思い、ご主人のことを好きになってしまい、すぐにこの人と結婚したいと思ったという。日記には、アインシュタインと写真を撮った際のエピソードなど、会った時のことが詳しく書いてあった。
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▼アインシュタインと写真を撮った宏さんのエピソード。
1953年、アメリカ・プリストン大学へ留学。(フルブライト留学生)広い大学キャンパスの中にある学生寮で生活していた。キャンパス内は広く、学生寮からバスで通学していた宏さん。そんなある日、バスの中からふと外を覗くと、アインシュタインらしき人を発見した。またある日、バスに乗っていると再びアインシュタインを発見。
▼和気あいあいとした写真撮影。
- そんなある日、アインシュタインが現れた。このチャンスを逃してはいけないと近づくと、君たちはどこから来たの?」と、アインシュタインが訊ねてきた。宏さんは「日本です」と答え、「写真をとっていただけますか?」と勇気をもってお願いするとアインシュタインは「もちろんいいよ!」と笑って答えてくれた。「最低何回写真を撮ったらいいと思う?」とアインシュタインはクイズ風に言ってきた!宏さんがとっさに「4枚」と答えると、「それは違う!」と茶目っ気たっぷりの会話が弾み、大笑いしあったという。一緒に撮った写真は、アインシュタインの家の近所で撮影したもの。
留学を終えた宏さんは銀行に勤務。ずば抜けた英語力をいかし、住友銀行へ勤務する。退職後、敬和学園大学の教授になる。『実践 為替レート予測』という本も出版し学術書となる
大海さん夫婦 |
左プリストン大学 右 アインシュタインの家 |
お問い合わせ:株パレット 桜井
▼和気あいあいとした写真撮影。
- そんなある日、アインシュタインが現れた。このチャンスを逃してはいけないと近づくと、
「君たちはどこから来たの?」と、アインシュタインが訊ねてきた。
- 宏さんは「日本です」と答え、「写真をとっていただけますか?」と勇気をもってお願いすると
アインシュタインは「もちろんいいよ!」と笑って答えてくれた。
- その際、「最低何回写真を撮ったらいいと思う?」とアインシュタインはクイズ風に言ってきたそうで、宏さんがとっさに「4枚」と答えると、「それは違う!」と茶目っ気たっぷりの会話が弾み、大笑いしあったという。
- 一緒に撮った撮った写真は、アインシュタインの家の近所で撮影したもの。
写真のアインシュタインは、寝巻の上からコートを羽織りサンダルを履いている。
- 写真を撮ったのは真冬の寒い時期。
宏さんのみ背広なのは、貧乏でコートを持っていなかったから。
- 宏さんは、この写真をずっと財布の中に入れ宝物にしていた。
人に会うと必ずこの写真を見せて自慢していたそう。
- 留学を終えた宏さんは銀行に勤務。
ずば抜けた英語力で、初のディラーとして活躍した。
- それから住友銀行を退職後、敬和学園大学の教授に。
- 『実践 為替レート予測』という本も出版し学術書となる