関根太郎さんは、3年前に経営していたトラック運送の会社が倒産多額の借金を背負う家を失い、たった一人になりその日暮らし生活がはじまる。今後の見通しが見えず社会逃避が続きさらに自殺を考え事も・・・・
夜でかけては一人お酒を飲む日々。1年が過ぎこのままではいけない!と浅草の町をぶらぶらしていると、【人力車】をみつける。お客さんと楽しく会話が弾む車夫の姿を見て【なんかできるにでは?と体力には自信があったし、もうここまでドン底にいるのだし思い切って別世界に飛び込みこうと】思う。気が付いたら人力車の会社を何社も面接を受けていた。しかし現実は年齢が49歳!ことごとく断られてしまう。若い女性ターゲットの人力車業界イケメン若手が求められているのだ。唯一【人生経験があるし、大柄な体つき、女性客の食いつきは期待できないけど東京案内のトーク力を鍛えれば!」と最年長というのも売りになるしなんか期待があって・・・と人力車の「松風」の松林社長は一目で気に入って関根さんを採用する。現在2年目を迎える。はじめは順調に仕事を覚え月20万円(日払い)にまでになる。しかしこの半年15万円と下がる一方・・原因はお客さんに町でどんどん声をかけられないタイプにある。(軽いナンパ調の車夫に負けてしまう)
リストラされた麻子さんと出会いそして結婚
関根さんは、2年前に同じ浅草で観光案内所で働いていた麻子さんと知り合う麻子さんは、介護ヘルパーとして仕事をしていたが、会社から解雇(リストラ)されてしまう。ハローワークで浅草の仕事を見つけ、採用がきまる、浅草の事が何もわからない状態だった、ある日一人で食事をしていると、太郎さんが声をかけてきた、車夫で浅草の事が詳しいという、いろいろこれから教えてあげると・・・・太郎さんは優しくしてくれたという。その後デートがはじまり、いつもごちそうしてくれてそれが嬉しかった。親しくなると太郎さんは会社が倒産になり多額債務者であることをすべて麻子さんに話し、麻子さん関根さんの抱えている問題を知る。「苦労している人の方が信用できるし、もう無理はしないので逆に安心じゃないか!と・・・」明るくとらえた麻子さん。その後出産 (式は挙げてない)現在浅草で1LDKのマンション(月8万円)で3人で暮らしている
麻子さんは・・・
子育てを理由に専業主婦をしている。太郎さんが休みの日は関根さんが家事をこなす麻子さんの言い分・・・・【収入があるならば何でも言う事を聞くし何でもやるけど収入が少ないなら、言いたい事を言うし、したい事をする!と決めました。だから仕事が雨で中止になれば、その日は子供は夫が担当で、私は一人で行動して買い物に行ったり遊びにいったりします。もちろんテレビも一人で見ます(夫にはテレビを見させません)】
太郎さんは・・・
【麻子はストレス発散が理由で、普段はほとんど食事を作らないでお菓子を食べているみたいなんです!スーパーで徳用パックという600円ぐらいを買い込んでいるし、コンビニの新作スイーツを毎日チェック・・新作がでる度に必ず買う。これも600円ぐらいは平気で買うのが日課ですね、月にして15000円~30000円ぐらいはお菓子代です。バカにならないと注意しているのですが、ストレス発散している!とそのかわりあなたに何も文句を言わないでしょ!」と言い分なんです。
関根さんの節約は・・・・
- できる限り食事を作る外食はしない、
- 仕事帰り8時ごろにスーパーに行き安くなった食材を買う
※麻子さんは実家の両親に太郎さんの借金の話はしていない・・・
名前 :関根太郎(49)麻子(35)颯太郎(2)
住所:台東区浅草
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